1. 少しでも長く着るために覚えておきたい!スーツの「テカりを直す方法」と「テカりを防ぐお手入れ方法」
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veiws
公開日:
2016/05/20
更新日:
2016/12/13

少しでも長く着るために覚えておきたい!スーツの「テカりを直す方法」と「テカりを防ぐお手入れ方法」

公開日:
2016/05/20
更新日:
2016/12/13

皆さんは夫のスーツや子どもの制服の生地がテカってしまったらどうしていますか?

スーツの場合、多くの人はテカったら寿命と判断して買い替えているようですが、制服なんかだと多少テカっていても、「あと1年で卒業するしなぁ~」などと思ってしまい、見ないフリをしているなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

スーツは安くても1着最低2万円程度、制服なんて5万円前後もするので、家計を管理する身としてはできれば長く大切に着てほしいところ。

でも実際はどちらも毎日着るものなので、すぐに消耗してテカりが出てしまいます。

生地のテカリというのは、少々貧乏臭いですよね。

実は、自宅で、ついてしまったテカりを抑えたり、テカりを予防する方法があるんです。

今回は、スーツの「テカりを直す方法」と、「テカりを防ぐお手入れ方法」をお伝えします!

スーツのテカリは「圧力」と「摩擦」が原因

では、このテカリができる原因から説明していきましょう。

生地のテカリというのは「圧力」「摩擦」によって繊維などが押しつぶされ、表面がツルツルになったところに光が反射しておこる現象です。

スーツや制服は、主にウールで作られているもの、合成繊維のポリエステルなどを混ぜて作られているものなどがありますが、新品のものはどれも生地の表面がでこぼこしています。

生地が新しいうちは、光は拡散していてテカってみえることはありませんが、衣類を複数回着るとこの繊維や生地が押しつぶされたり、擦られたりします。

そうすると生地表面は平らになり、光を目に直線的に届けてしまうようになります。

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画像出典:東京都クリーニング生活衛生同業組合

これがテカリのメカニズムです。

ということは圧力や摩擦をへらすことがテカリを減らす第一歩となるんですね!

ついてしまったテカリを目立たなくする4つの方法

テカってもまだあきらめないでください!テカリを目立たなくする方法があります!

今回、家にあるテカったスーツや制服、6着ほどでテカりの軽減に挑戦してみました。

ある程度のテカりなら、ほぼ目立たないくらいに改善することができました。

しかし、あまりにも繊維がつぶされたりすり減ったりして、生地を触るとツルツルになっている場合は、残念ながらあまり効果は見られませんでした。

テカりが目立たなくなるかどうかをチェックするには、まずはブラシをかけてみてください。

少しでも毛羽立つなら、修復の可能性があります。

是非、下記の方法でテカりを改善してください^^

1. スチームアイロンを使う

スチームアイロン

この方法は、ウールの湿気を吸うと繊維表面のでこぼこが開く特性を利用したものです。

まずブラッシングなどで汚れを落としてから、固めの歯ブラシなどで繊維を起こすよう軽く毛羽立ててください。

次にあて布をしてスチームアイロンを浮かし気味にかけます。

こうすることで繊維表面のでこぼこが復活し、テカリが直ります。

ブラシがけはウールだけでなく、ポリエステル素材にも有効ですので、試してみてください。

2. メラミンスポンジを使う

メラミンスポンジ

この方法は、やりすぎると繊維が削れてテカりの元になる場合があるので、慎重に行ってください。

メラミンスポンジというのは洗剤を使わなくても汚れが取れると謳われている真っ白なスポンジのこと。

有名どころで言えば、「激落ち君」という商品がよく売られていますね。

激落ちくん

100円ショップで買ったものをよく見たら、激落ちVキング君でした(笑)

やり方は、まずテカリの気になる部分をスポンジで何度か同じ方向に軽く擦ります。

次に逆方向に擦って、最後はブラシや歯ブラシで整えてください。

こうして繊維の表面を傷つけることで、表面が荒れてテカリが目立たなくなります。

やりすぎると繊維が傷んでしまうのでくれぐれも注意してくださいね。

3. 酢・ベンジン・アンモニアを使う

この方法はスチームを試してみて、テカリが直らなかった場合にやってみてください。

酢またはベンジン

酢またはベンジン5cc(小さじ1)を水150ccで薄め、それをしみこませた布でテカっている部分を叩くように湿らせてください。

DSC_0350

テカっている部分を叩く

そのあとスチームアイロンを当てるとかなり目立たなくなります。

(参考:スーツのお手入れ方法

酢の臭いが気になるかと思ったのですが、スチームアイロンをかけると臭いはきれいに消えました。

ベンジンも揮発性が高いので、臭いが残ることはないようです。

アンモニア

正直に言って、今までの対処法は軽いテカりなら効果がありますが、パッと見て「テカってるね」とわかるレベルのテカりには焼け石に水です。

はた目からはっきりわかるテカりには、この方法しかありません。

アンモニア水です。

アンモニア水

アンモニア水15cc(大さじ1)を水200ccで薄めたものを霧吹きに入れ、テカったところに吹き付けます。

布に薄めたアンモニア水をつけて、スーツなどに軽くたたくようにしてもいいです。

DSC_0393

その後、あて布をし、浮かすようにしてアイロンをかけます。

この時、押し付けないように気を付けてください。

圧力をかけるとテカりの元になっちゃいますからね。
その後ブラッシングをするとテカリが目立たなくなります。


ところで皆さん、アンモニアのにおいを覚えていますか?

中学の実験で使った記憶がある方も多いでしょう。

瓶の蓋を開けると、意外にも臭いがしなかったので、うっかり鼻を近づけてしまったら…!

くわっ、けほっ、くっ、臭い!

私がバカでした。

ツンとくる強烈な刺激臭はまさにアンモニア。

決して真似しないでください。

霧吹きで吹きかけるときの異臭も尋常ではないので、必ず窓を開けて、マスク着用をおすすめします。

目に入っても良くないので、顔を離してスプレーしましょう。

風向きもありますが、真上に顔を持ってくると直撃されますから、気を付けてください!

この強烈な臭いも、アイロンをかけると全く臭わなくなり、不思議でした。

そんなデンジャラス体験をしながら頑張った結果がこちらです。

ビフォーアフター

真ん中から向かって左側はアンモニア水を使ってテカり取りをしました。

右側に比べてテカりが目立たなくなってますよね!

このスカートは娘の制服です。娘も「テカってない!」ととても喜んでくれました。

もっと早くしてあげればよかった。

アンモニアはニオイがある薬品ですが、揮発性が高く薄めて使うので服にニオイがつくことはほとんどありません。

但し原液の刺激臭にはくれぐれも気をつけてくださいね!

また色落ちの可能性もあるので、やる前に必ず衣類の目立たない部分につけて色落ちしないか確認してから試してください。

てかりを防ぐ日々のお手入れ4か条

テカってからテカりを取るより、テカりを防ぐ方がスーツの寿命が長くなります。

簡単にできるから、お手入れしない手はないですよね!

ではどうやってテカリを防げばいいのでしょうか?

具体的な方法を見ていきましょう。

1. 摩擦、圧力を減らす努力!

これが一番重要です!日々の行動で以下のようなことに気をつけてください。

  • 一度着たスーツ、制服はなるべく連続で着ない
  • 肩掛けタイプのかばんなどは毎日同じ場所で持たない
  • 肘を付く人は上着を脱いで作業する

ちょっとしたことでも生地を傷める原因になってしまうんですね。

気をつけるべきところは他にも沢山あると思いますので、旦那さんやお子さんに意識してもらうことが大切です!

2. 毎日のブラッシング!

ブラッシング

スーツや制服は一度着たら必ずブラッシングしてください。

テカリの原因は繊維や生地が寝てしまうこと。毎日のブラッシングでそれを起してあげるんですね!

正しいブラッシングの仕方について紹介します。

まずは下から上にブラッシングしてホコリを浮かせます。

そして上から下にブラッシングしてホコリを落としながら、生地目を整えるのが基本です。

(引用:スーツの教科書

できればブラシは豚毛100%のものが望ましいです。

最初は下から上にブラッシングするなんて意外じゃありませんか?

3. アイロンの際はあて布必須!

「アイロンをかけたらテカってしまった!」という方は多いんじゃないでしょうか?

アイロンによるテカリのことを“アタリ”といいます。これを防ぐには必ずあて布を挟むこと。

あて布は、綿生地ならハンカチなどでもOKです。100円ショップなどでも、アイロンのあて布を購入できます。

ただしポリエステルなどの合成繊維だと熱によって変形しまうこともあるので、自分でアイロンをかけるのがどうしても不安な場合は、信頼できるクリーニング店に出すことをオススメします。

4. クリーニングは控えめに!

クリーニングというと、きれいになって返ってくるイメージがあり生地にも良いんじゃないかと思いがちですが、実はクリーニングは生地を傷めてしまう原因にもなると言われています。

もちろん汚れをつけっぱなしにしていることも生地の硬化や変色の原因になるので駄目なんですが、なるべくクリーニングに出す回数は控えめにしてください。

目安としてドライクリーニングはワンシーズンに1回が望ましいようです。

ちなみにドライクリーニングは油汚れを落とすもので、汗や食べ物汚れは落ちないって知っていましたか?

汗や食べ物汚れはウェットクリーニングで出しましょう。但しウール素材は水分に弱いので、出す回数は控えめに。

また、ウェットクリーニングは高い技術力が必要なためクリーニング店の見極めも必要です。

「そんなクリーニング屋さんが見つからない」「近所にない」などの場合でも、今はインターネットで申し込んで集荷から配送まで行ってくれるクリーニング屋さんがあるのでそちらを申し込んでみてはどうでしょうか?

以下のサイトを是非参考にしてみてください。


スーツや制服のテカりは、ある程度はしょうがないものだと思っていました。

でも、実際にやってみると、案外簡単にテカりを取ることができ、家族もとても喜んでくれました。

ただ、生地自体が摩耗していると、何をやってもテカりを取ることはできなかったので、日々のお手入れの大切さも痛感しました。

今回紹介した日々のお手入れは、テカリだけでなく、スーツや制服をキレイに着るためには大変重要なことです。

夫や子どもが身なりをきちんとしているだけで、ママ友に一目置かれる存在になれるかもしれません!

良かったら試してみてください^^

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