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公開日:
2014/03/19
更新日:
2016/12/13

新社会人が覚えておきたい!新入社員が会社の宴会で失敗しない飲み会マナー!

公開日:
2014/03/19
更新日:
2016/12/13

4月になると新入社員として働き始める方も多いですね。
そして、お酒での失敗をする人が続出するのも4月頃なのかなと思います。

歓迎会や花見やらで結構飲む機会が増えます。

多少の失敗なら十分に挽回も出来ますが、中には度が過ぎてしまうこともあるんですよ。
せっかく就職できたのに、お酒の失敗で仕事に支障が出るなんていうことがないようにしたいものです。

私はお酒が飲めないので、会社員時代に苦労しました。
その代わり、しっかりと対応できるようになると上司からものすごく信頼されるようになりました。

これから大人として覚えていた方が良いお酒の席でのマナーもご紹介していますので参考にしてみてください。

意外に細かい飲み会マナー

座る順番(席次)が大事なポイント

飲み会なんて、どこに座ってもいいじゃん!とばかり言っていられないのが、会社飲み会の怖さです。

座る順番は席次(せきじ)と言って、仕事の上でも欠かせないマナーですね。
テーブル席、円卓、座敷、そしてエレベーターで目上の人に失礼にならないポジションを覚えましょう。

エレベーターでは

会社の飲み会ではお店に入る前にエレベーターを使用することもありますよね。
上司のチェックは、ここから始まっていると思っていいでしょう。

エレベーター席次

エレベーターでは、一番「下っ端」の新入社員が、エレベーターの操作盤の前に立ちます。そして、何階に行っていいのか分からないときには身近な上司に声掛けをして聞きましょう。

職責が一番上の人が後ろに立つことになりますので、お尻を向けないように、背中を操作盤横の壁に向けるように斜めに立ちましょう

テーブル席では

基本的なことですが、上座と言うのは奥にあり上司が座るところです。
新入社員は下座といってドアの近くに座る方が無難ですね。

テーブル席次

どうして上座、下座なんていうものがあるのでしょう。

昔の考え方ですが、ドアから危険な人が入ってきても上司が襲われることのないようにと奥に座らせたことから来ています

そして、下っ端である新入社員は、下座に座って危険な人が上司のところまでたどり着かないように守る役割だったということですね。

古い考え方ですが、日本で社会人をするなら基本的知識です。

円卓では

中華円卓席次

中華料理では円卓になることがありますね。
その他にも結婚式に招かれたときは円卓を利用することになります。 

テーブル席での席次と基本的な考え方は変わりません。
新入社員は下座(末席ともいます)であるドア付近に着席するようにしましょう

といっても上司よりも先に座るのはマナー違反ですので、着席のタイミングは上司の様子を見ながら考えてくださいね。

座敷では

座敷は日本古来からのものなので、いろいろと細かい決まりごとがあります。

和室席次

入り口が下座と言うことに変わりはありませんので、同じく入り口付近に座るようにしましょう。

飲み会が進んでくるうちに座り位置を移動することもありますが、この時の注意点としては、座布団を踏まないようにしてください。

そして畳のヘリや敷居も踏まないということになっています。
座敷には素足で上がっては失礼になりますので、特に女性は注意をした方が良いでしょう

この知識はプライベートでも活用できますよ。

注意が必要な料理の食べ方について

食事のマナーは会社の飲み会でもチェックされていて、あまりに酷い食べ方だと注意されることもありますよ。

和食であれば、飲み会にありがちな舟盛りも手前から2~3種ずつ取るようにしましょう

居酒屋だとサラダが出てきたりしますよね。
この時は最後に残ることが多い細かい野菜が面倒臭いと思います。

こいいった小さなものはレタスやキュウリに乗せて食べるとキレイという裏技がありますね。

口に運ぶとき手のひらを上にしてたれたりこぼれないようにする人もいますが、これは「手皿」といってマナー違反になっています。

小皿を持って添えた方が上品に見え、好評価につながりますよ。
テーブルの上のものを取ろうとして、隣の人を横切ることを「袖越し」といいマナー違反の1つになっています。

出来るだけ近くの方に、丁寧な話し方で取ってくれるようにお願いしましょう。

中華では円卓を利用しますが、回転方向が決まっているのをご存知でしょうか?
円卓を主賓から時計回りに動かすのが基本のルールになっています。

どうしてもお酒が飲めないなら

お酒の席では飲めなくても同席しなくてはいけないことがあります。
上手な断り方を知っていると、無理に飲んでツライ思いをしなくていいですよ。

熱燗

先に飲み物(お酒)が出てきて勧められますので、どうしても断れない場合は一口だけは口をつけるようにしましょう
そのあとで「不調法(ぶちょうほう)なものですから、申し訳ございません」とお断りをするのがスマートですね。

「体質で飲めない」とか「今日は体調が悪い」という理由では、お酒を勧めた相手もあまり良い印象を持たない可能性があるからです。

私も飲めませんので、これを覚えるまでは結構イヤな思いをしました。
飲める方の中には「飲めない人の気持ちがわからない」人もいるようなので、最初にハッキリ断っておかないと、嫌な気分を引きずることになりますよ。

基本的な気配りとして、こんなことをしましょう

新入社員で会社の飲み会に行っても、あまり話す相手もいないですし、手持無沙汰になりがちです。
ボーっとしていると、「気が利かないな」と言われて気分も悪くなります。私も良く言われました(汗

そういうことを予防するのには、料理を食べ終えて開いたお皿は、テーブルの端っこに寄せておくとか、空いたグラスも同じようにしていきます。

それから、飲んでいる人は話に夢中になっていることもあり、グラスが空になるのは良くありますね。

1/4程度しか残っていないなと思ったら、「お飲み物はよろしいですか?」と聞いて注文したり、ビールのようにビンで出てくるものなら、「お注ぎしてよろしいですか?」と声をかけてから注いでおきましょう。

なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ!と思うかもしれませんけど、まだまだ会社の飲み会はこういうものらしいですよ。
自分のポイント稼ぎだと思って時間つぶしにしてみませんか?(笑

上司から好評価をもらうちょっとしたテクニック

まず、飲み会に行って上司がこういいます。

無礼講

「今日は無礼講だ!」

無礼講と言うのは上下関係に関わりなく、親しい感じで飲んでも良いという意味ですが、間に受けてはいけません。

本気でタメ口を使ったり、上司に意見をするようなことがあれば、確実にキレられ説教されますね。

「無礼講じゃないじゃないか!」って内心は思いますけど、上司が仕掛けてくるトラップだと思って節度ある態度で接しましょう。

お酒もグラスになくなる前に上手な注ぎ方が出来ると、上司からの好評価をもらえます。

例えばビール。
これは本当に下手だと色々と文句をいわれることもあるので、覚えてしまいましょう。

ビール瓶はラベルを上に向けて持ち、ラベルの反対側に手を添えてビンを落とさないようにします。

最初は勢いよく注いで構わないですね、半分くらいまで注いだら静かな注ぎ方に変更します。

こうすると泡がたった見た目の美しいビールになります(笑

泡が3、ビールが7の割合が良いらしいですよ。
飲まない私が覚えるのは本当に大変でしたね。

上司の話はしっかりと聞こう

飲み会となると色々な話題が飛び交います。

聞いていて楽しい話ばかりなら良いですが、たまに上司の口から愚痴がこぼれたり、部下に対して威圧的な言葉を投げかけたりと耳を塞ぎたくなる会話もあります。

なぜ高圧的な態度を取るのか上司に尋ねたことがありますが、家庭内で少しづつ威厳を失っていき、その結果「外弁慶」となって会社では強い態度でいないとプライドが保たれないからだと話していました。

「うざい!」とか「パワハラだ!」と訴えたくなる人もいるかもしれませんが、社会では耐えることも必要です。

取引や接待があった時、取引先の相手が高圧的な態度の人である可能性は十分にあります。

その時に心が折れないための練習だと思って、飲み会では少し我慢してみるのはいかがでしょうか。

もちろん度が過ぎている場合は、それ相応の法的手続きを利用しましょう。

二日酔い予防と対策

社会人と学生時代では、お酒の飲み方が変わるようですね。
お酒が飲めないのに飲まされるということもあるので、二日酔いの予防方法なども知っていると仕事に差し支えないと思います。

お酒の選び方で工夫しましょう

まず、お酒の飲み方ですけど、いろいろな種類のものを代わる代わるのむのが一番よくないそうです。

ビールなら最後までビールというように統一するのが二日酔いにならないコツということですね。

ビールでも350mlの缶で例えると、2本以内にしておかないと、体が処理できるアルコールの量は超えます。

飲めない人だけの必殺裏ワザですが、最近ではノンアルコール飲料が居酒屋のメニューにも載るようになったので、お酒を飲んでいるフリをして、そういったものを利用できます。

また、ノンアルコールがないときは、ウーロンハイを飲んでいますというフリをして、ちゃっかりウーロン茶を飲んでいるという誤魔かし方もあるんですよ。

おつまみの選び方もある?

飲み会では、おつまみのほとんどが揚げ物ですよね。
ついつい食べてしまいますけど、これでは二日酔いまっしぐらになるそうです。

賢い酒飲みが実践しているのは、野菜とか魚介を中心にして、おつまみを選ぶようです。        
細かく解説されたことがあるのですが、魚介に入っている、タウリンというのが二日酔いを予防してくれるそうです。
タコとかアサリなんかに多いので、メニューにあるなら選んだ方が良いですね。

もしも二日酔いになってしまったら

二日酔いになってしまうと、その日の活動がほとんど止まる・・・となるのではないでしょうか?

若いころお勤めをしていて、無理に飲まされたことがありますが、ほとんと瀕死の重傷という感じでした。

朝食を取ろうと思っても、全然入っていきません。
何か食べなくちゃと思っても無理はしない方がいいので、食べても具の多い味噌汁程度にしておきましょう。
アサリとかシジミの入っているお味噌汁がオススメで、インスタントのものでもいいそうですよ。

後は、教えてもらった話ですが、フレッシュフルーツジュースも良いそうですね。
気分がスッキリするのと、二日酔いの体はビタミンを補ったほうが良いので、ミキサーで作ると良いようです。
これも余裕がなければ、ペットボトルのジュースで代用して良いそうですね。
スポーツ飲料も役に立つので、冷蔵庫に入れておくと安心ですよ。


レッドカード

もしも会社の人に迷惑をかけてしまったら!?

酔ってしまって会社の人が介抱してくれたり、自宅まで送ってくれたということもあるようですね。
さすがに経験はないのですが、ダンナは失敗したこともあるようです。

そこで貴重な話を聞いたので参考までにどうぞ。
まず、会社の上司と言うのは、新人が失敗したことを咎めようと思って虎視眈々、という人ばかりではないようです。
「失敗をどうやってフォローするんだろう?」と思って、どんな振舞をするのか見ているそうです。
どうも、「入社後すぐのスキルチェックみたいな感じで、こういう関門が用意されていることもあるんだよ」とダンナが言っていて、上司って、こんなことまで見るのねーと驚きました。

そこでポイントを3つに絞ってみました。

1.まずは探りを入れてみる

元気よく「昨晩は楽しい飲み会でした」とお礼だけを言ってみる。
ここで怖い反応がなければ問題ないようですね。
少しくらいのトラブルは気にしないという上司もいるようで、変に謝罪をして蒸し返さなくても良いそうですよ。

2.直ぐに謝る柔軟性を持とう

明らかに飲み会でやらかした!とわかっている場合は、出社して直ぐにお詫びをした方が良いようです。
上司から促されて謝罪をするのと自主的に謝罪をするのでは、後々まであなたの印象は変わりますよ、と言うことだそうです。

3.今後気を付けることを明言する

「昨日は申し訳ございませんでした」と言うだけでは芸がありません。
追加して、「仕事で取り返せるように頑張ります!」とか「今後、このようなことないように注意いたします」と一言を加えるだけでかなりイメージの復活には役立ちますよ。


最後に、飲み会で暴言を吐いたばかりに、セクハラとかパワハラと言われてしまった男性の話も聞きました。

本人は「飲んだ席のことだし、いちいち目くじらを立てて大人げない」と反省の様子もなかったようです。

確かにお酒の入っている状態ではあっても、言ってはいけないこと、してはいけないことがありますよね。

ルールを守りながら、社会人の飲み会に慣れて行ってくださいね。

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