冬になると一部の地域(寒冷地)では、水道凍結に注意をしなくてはいけませんね。
特に木造だと凍結しやすいと言われています。
凍らせてしまって破裂、修理ってことになると修理代だけでなく水が使えず結構大変になります。
凍結する前にある程度予測が出来ますのでうまく情報を収集することで凍結対策できるので参考にしてみてください。
外気の気温が -4度を下回るときには、地域のニュースでも「凍結に注意をして下さい」とテレビで放送しています。
実際のところ -4度くらいでは大丈夫なのですが、住宅の状態によって異なります。
しかし、部屋の中では室温しか分かりませんよね。
外に寒暖計を置いてまで確認している方はいないと思います。
天気予報で気温の確認をしたらいいじゃないか、と思うかもしれませんが、夜中になって急に気温が低下することもよくあります。
せめて寝るときには外が何度になっているのかを把握するのに、その時点での外気温がすぐにわかると良いでしょう。
気象庁「気温統計情報」を確認する
日最高気温一覧表
【URL】http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tem_rct/alltable/mxtemsad00.html
気象庁ではホームページに各地域の気象に関する情報が掲載されています。
時間を区切って、そのタイミングの最低気温が掲載されますので、外気温が何度になっているのか分かりやすいですね。
各地域に分類して細かく掲載しており、お住いの地域の情報がすぐに分かります。
参考までに北海道の宗谷地方だと、こういう表になって表示されますよ。
いつもの年と、どのくらいの気温差があるのか、何月の気温と同じ程度なのかも確認できます。
去年は凍結しなかったけど、今年は水道の元栓を締めたほうがいいのかしらという判断が出来ます。
札幌市の各区の気温(札幌市内のみ)
【URL】http://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/weather/mstemp.html
札幌市ですとマルチセンサーというものが設置されていて、それによって各区の気温が30分おきのリアルタイムで分かるようになっています。
「各区の気温 札幌市」とインターネットで検索をするだけですね。
それぞれの区には複数個のマルチセンサーが設置されていますので、その平均をした外気温ではありますが、かなり参考になります。
寝る時間当たりにチェックをすると、水道の元栓を締めたほうがいいかがわかりやすいですね。
17:00時点で -6度になっているということは、一般的な基準で元栓を締めたほうがいいでしょう。
その物件によって条件は異なりますが、万が一、凍結した場合には高額な費用がかかることもあります。
天気予報は複数確認する
天気予報を見るときには、よくチェックしているテレビ番組やインターネットのサイトだけを見ていませんか?
ところが、いくつか見比べてみると微妙に最低気温の違いが出ています。
そのため最低でも3つは見ておくと良いでしょう。
NHKでは気象庁を参考にしていますので、この他に2つ程度でいいですね。
ウェザーニューズは各地に会員がいてリアルタイムの情報が分かりやすいでしょう。
あとは、いつも利用しているインターネットの最低気温やテレビの天気予報を見ておきます。
ここまでしなくても…と思うでしょうが、何だか気になったまま眠れないこともありますよ。
朝、起きてみて水道が使えない状態になっていると、「あぁ、失敗した…。」と後悔しますね。
安心して安眠するためにも、こういったチェックだけはしておきましょう。
参考URL
【NHK天気予報】http://www3.nhk.or.jp/weather/
【ウェザーニューズ】http://weathernews.jp/map/
【ウェザーアイ】http://www.weather-eye.com/
【Yahoo!天気予報】http://weather.yahoo.co.jp/weather/
【D-WEB】http://www.d-web.co.jp/live/amedas.aspx
天気予報サイトの注意点としては、あくまでも「予報」でしかありません。
そのため、朝になって起きてみると、あまりの低気温に驚くこともあります。
確実性を考えるのなら、その天気予報が何時に更新されているのかを確認しましょう。
16時更新の天気予報よりも21時更新の天気予報の方が、朝の気温を把握しやすくなります。
水道凍結予防には、以上のような方法があります。
こんな面倒臭いことをいちいちやってられないと思わないで下さいね。
チェックし忘れただけで、業者を頼んで数万円の支払いをすることになりますよ。
ちなみに、この方法を試していて、水道凍結をしたことはありませんので、参考にしてみて下さい。
全て無料で利用できる手段になっていますので、見るだけなら全てタダです。
凍結の対応を業者にしてもらうよりも、よっぽどオトクだと思いますよ。