春が待ち遠しいこの頃ですが、こう寒いと、温かいものばかり食べるようになり
と思うことはありませんか?そんな時は、我が家では、手作りのマヨネーズを作って、野菜スティックを楽しんでいます。
実は、冬は根菜がとても美味しい季節なんですよね。
みずみずしい大根や人参を野菜スティックにして、自家製マヨネーズと共に食卓に出すと、家族が喜んで野菜を食べてくれます。
野菜を生で食べると、ビタミンや食物酵素、食物繊維などの栄養素を熱で壊すことなく摂ることができます。
野菜を切るだけで簡単にできるから、せめてマヨネーズは手作りしよう、と思ったのがきっかけで作り始めました。
混ぜるだけであっという間にできるし、野菜だけではなくバゲットやクラッカーにも合ってとても美味しいので、普段作っている手作りマヨネーズのレシピをまとめてみました。
マヨラーの夫も大満足で、このマヨネーズを作っているのを見ると自分で白ワインとクラッカーを買ってきます(笑)
娘は市販のマヨネーズは苦手でほとんど食べませんが、このマヨネーズをつけて野菜スティックを食べるのが好きで、「これがあれば大根1本いける」と言ってます^^
レシピの最後に、マヨネーズに混ぜるだけで美味しいアレンジのレシピを載せました。
マヨネーズを作るのはちょっと面倒だという方も、市販のマヨネーズにちょっと加えるだけで食卓が楽しくなるアイデアです。
マヨネーズ作りのポイント
- 酢は、醸造酢よりも米酢や白ワインビネガー、リンゴ酢などを使ったほうが美味しいです。
醸造酢は独特の香りが強いので、避けたほうが無難です。 - 道具は、ブレンダー・ミキサー・フードプロセッサーなどを使うとあっという間(数十秒)でできます。
頑張れば泡だて器や、菜箸などで混ぜてもできます。 - すべて生の材料を使いますので、新鮮なものを使ったほうが断然美味しいです!
油や酢も、なるべく封を切ってあまり日にちがたっていないものを使いましょう。 - 加熱していないので、できるだけ早く使いきってください。
特に卵を使ったマヨネーズは気をつけてください!
豆乳マヨネーズ
~豆乳を使ってるなんて誰も気がつかない!
黙って食卓に出したら、家族全員が普通の卵を使ったマヨネーズだと思ったレシピです。
思った以上にマヨネーズになります(笑)
豆乳はイソフラボンなど、特に女性にとって大事な栄養素がいっぱい。
カロリーも抑えたヘルシーなマヨネーズです。
豆乳にオイルを入れて混ぜた瞬間、魔法のようにマヨネーズになります(^^)
作る過程もとても楽しいレシピです♪
豆乳 —– 100ml
サラダ油 —– 150ml
白ワインビネガー —– 大さじ1.5
塩 —– 小さじ1
※写真の左のマヨネーズは、上記の他にすりごま大さじ1・砂糖小さじ1を加えました。
【作り方】
- サラダ油以外の材料を混ぜる。
- サラダ油を2~3回に分けて入れながら混ぜる。
ヨーグルトマヨネーズ
~子どもたちに一番人気のマヨネーズ
ヨーグルトを水切りすることで、マヨネーズっぽい固さを出しました。
野菜にとても良く合います。
水切りしないで作れば、ドレッシング風になります。
水切りしたヨーグルト —– 大さじ3
オリーブオイル —– 小さじ1
塩 —– 小さじ1
砂糖 —– 小さじ1/3
【作り方】
- 水切りヨーグルトを作ります。
下から水を受けるボウル、ざる、キッチンペーパー、ヨーグルトの順に重ね、20~30分水切りします。 - 材料をすべて混ぜます。
※水切りした時に出る水(ホエー)は、アミノ酸などの栄養が豊富に含まれているので、捨てずに酢飯の味付けに酢の代わりに使ったり、ホットケーキに牛乳の代わりに入れたりして使っています。
卵を使ったマヨネーズ
~ちょっとしたコツで失敗なし
マヨネーズを作るとき、一般的には卵黄のみを使うようですが、私は卵白の使い道に悩むのでいつも全卵で作っています。
全卵1個を卵黄2個に替えて作ることもできます。
卵黄のみを使った場合、より濃厚なマヨネーズになります。
材料を常温に戻しておくことと、サラダ油を少しずつ加えることで分離を防ぐことができます。
この2点を守れば失敗はほとんどないと思いますよ。
全卵 —– 1個(または卵黄2個)
米酢 —– 大さじ1
レモン汁 —– 大さじ1/2
サラダ油 —– 80~120ml
【作り方】
- 材料は、すべて冷蔵庫から出して、常温に戻しておきます。
(冷えすぎていると分離しやすくなります) - サラダ油以外の材料をよく混ぜます。
- サラダ油1/3を加えて混ぜます。
- さらにサラダ油1/3を加えて混ぜます。
- 残りのサラダ油をすべて加えて混ぜます。
※ブレンダーを使う時は、サラダ油を加えながら混ぜていくと分離しづらいです。
※分離してしまった時は、卵黄を少しずつ加えて混ぜるか、冷蔵庫でしばらく冷やしてもう一度混ぜてみてください。
豆腐マヨネーズ
~よく混ぜれば、豆腐とは思えない見た目です
豆乳でできるなら、豆腐でも?!と思い、作ってみました。
豆腐は、木綿でも絹ごしでもできますが、木綿のほうがマヨネーズに近い固さになります。
豆腐臭さが気になる時は、こしょうや辛子、にんにくなどをお好みで加えると美味しいですよ。
豆腐 —– 200g
米酢 —– 大さじ1
レモン汁 —– 大さじ2
砂糖 —– 大さじ1/2
塩 —– 小さじ1
サラダ油 —– 大さじ1
お好みで、にんにく、からし、こしょうなどを入れても。
【作り方】
- 豆腐を水切りします。
下から水を受けるボウル、ざる、キッチンペーパーで包んだ豆腐の順に重ね、10~15分ほど水切りします。 - 材料を全て混ぜます。
マヨネーズのアレンジレシピ
~ちょっと加えることで、新しいおいしさに
野菜にピッタリの手作りマヨネーズですが、パンやクラッカーにも合うんです!
パンにも合うマヨネーズのアレンジを紹介します。
下記の材料をマヨネーズに混ぜるだけで、ひと味違うマヨネーズになります。
パンに塗って、軽くトーストするととても美味しいですよ!ワンパターンになりがちな朝食や、ワインのお供にいかがでしょうか?
もちろん、野菜とも相性バッチリです!(抹茶以外。抹茶はバゲットに塗るととても美味しいのですが、野菜とはちょっと合わないです^^;)
- おろしにんにく+こしょう
- カレー粉+砂糖
- ケチャップ+玉ねぎみじん切り+トマトみじん切り
写真下段左から
- 味噌
- 抹茶(入れ過ぎないように)
- アンチョビ(細かく刻む)
その他にも、明太子、梅干し、わさび、粉チーズ、じゃこ、豆板醤などを混ぜても美味しいです。
野菜の栄養素とはたらき
普段食べている野菜の栄養素を調べてみました。
食育のヒントにもなります。
大根 | ジアスターゼという消化酵素が消化を助け、胃もたれを緩和してくれます。ビタミンCは、免疫力を高める働きがあるので、風邪やインフルエンザを予防します。 |
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人参 | 抗がん効果や免疫力を高める効果があるカロテンが含まれています。カロテンは、体内でビタミンAに変換され、鼻や喉の粘膜を守ったり、目の乾燥を防いだりしてくれますので、花粉症の方や、長時間パソコンを使う方にオススメです。カロテンは、皮の部分に多く含まれているので、私は皮をむかずに使っていますが、あまり気になりません。また、カロテンは油と一緒に摂ると吸収率が上がるので、マヨネーズとの相性も◎。 |
パプリカ | ビタミンCが風邪予防や肌荒れに効果があります。カロテンも多く含まれており、粘膜や呼吸器を守る働きがあると言われています。 |
セロリ | 抗酸化力があるビタミンAが、抗がん作用や老化防止効果を持っています。カリウムには、血圧を安定させる効果があります。独特の香りには、鎮静・鎮痛作用があると言われており、イライラや頭痛を鎮めてくれるそうです。 |
トマト | 強力な抗酸化作用があるリコピンが含まれ、抗がん、老化防止などに効果があります。ビタミンCが風邪予防、美肌を作る働きをします。 |
マヨネーズが自分でこんなに手軽にできるとは思ってもみませんでした。
マヨネーズを作り始めてから、その美味しさにすっかりハマってしまい、より簡単に作るためにブレンダーを購入してしまいました(*^_^*)
ブレンダーだとお手入れも簡単で重宝しています。
自家製マヨネーズで生野菜をたくさん食べるようになってから、体に必要な栄養素が摂れて咀嚼の回数が増えるからか、便秘にも効果がありました。
野菜不足を感じている方に、おすすめですよ!